1. はじめに:ご家族が抱える「面会」への迷い
「もっと顔を見に行きたいけれど、仕事が忙しくて…」 「他のご家族はもっと来ているのかな?」
施設に大切なご家族を預けていると、面会の頻度についてふと胸がざわつく瞬間がありますよね。 “行けない日”が続くと、申し訳なさや不安が積み重なってしまうこともあります。
でも、その気持ちはとても自然なもの。 この記事では、施設職員のリアルな声を交えながら、面会の不安が少し軽くなるヒントをお伝えします。
2. 施設職員の本音:回数は「気にしなくて大丈夫」です
2.1. 面会のカタチは、ご家族ごとに違っていい
毎週欠かさず来られる方もいれば、遠方から年に数回、時間を大切にして来られる方もいます。 お仕事帰りの15分だけ、そっと顔を見に来られる方もいます。
どれも“正しい面会”。 大切なのは「回数」ではなく、ご家族の生活の中で無理なく続けられる形で関わっていただくことです。
2.2. 職員は「回数」でご家族を判断しません
「行けないと薄情だと思われるのでは…」 そんな心配をされる方は少なくありません。
でも、どうか安心してください。
実際のところ、職員はシフト制で働いているため、 「どのご家族が月に何回来ているか」を細かく把握しているスタッフはほとんどいません。
職員が「素敵だな」と感じるのは、 回数ではなく、 ・明るく挨拶してくださる ・ご本人の小さな変化を一緒に喜んでくださる ・困ったときに相談しやすい雰囲気をつくってくださる そんな“協力的で温かい姿勢”です。
3. 大切なのは「量」より「質」と「つながり」
3.1. 心に残る面会のひと工夫
短い時間でも、 ・目を見てゆっくり話す ・手を優しくさする ・好きな話題を一つ共有する
こうした“密度の高い関わり”は、ご本人の心に深く残ります。
また、職員に最近の様子を聞いたり、一緒に変化を観察したりすると、 ご家族にとっても「行ってよかった」と思える実りある時間になります。
3.2. 会えない時間も「連携」でつながれます
直接足を運べなくても、気持ちを届ける方法はたくさんあります。
- 電話やお便り 3ヶ月に一度でも「変わりありませんか?」と声をかけていただけるだけで、 職員は「気にかけてくださっているんだ」と心強く感じます。
- “その人らしさ”の共有 「昔から春が好きで…」 「実はこんな性格で…」 こうした思い出話はケアの大きなヒントになります。 情報があるからこそ、 「今日は天気がいいから、お散歩にお誘いしよう」 といった“その方らしい日常”が生まれます。
- 緊急時の連絡へのスムーズな対応 これも職員にとっては何より心強いサポートです。
ご本人とのつながりを大切にするためには、まずご家族自身の心が穏やかであることも大切です。 心理カウンセリング kimochi では、介護にまつわる不安や疲れを安心して話せる場をご用意しています。 「少し気持ちを整えたいな」と感じたときに、そっと頼れる場所としてご活用ください。
オンラインカウンセリング「Kimochi」4. 円滑な関係を築くための、ちょっとしたコツ
施設との関係がスムーズになると、ご家族も職員も安心して関われます。
- 「いつもありがとうございます」の魔法 この一言があるだけで、職員の心の疲れがふっと軽くなり、会話が穏やかに進みます。
- 事前の連絡 「○日の○時ごろ伺いますね」と伝えていただけると、 食事やお昼寝と重ならないよう準備ができます。
- 簡潔な共有 忙しそうなときは、要点をまとめて伝えていただけると、 正確に情報を引き継ぎやすくなり助かります。
施設職員とのコミュニケーションについてはこちらの記事も参考にどうぞ
5. まとめ
面会の頻度は、誰かと比べるものではありません。 大切なのは、回数よりも「ご本人を想う気持ち」と「施設との信頼関係」です。
「行けないこと」を数えるより、 「今できる関わり」を大切にしてみませんか。
ご家族が無理なく、穏やかな気持ちで施設と協力していけるよう、 私たちはいつでも寄り添います。
面会に行くときの差し入れにお悩みの方はこちらの記事も参考にどうぞ


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