1. はじめに:転倒は「防ぐ」だけでなく「守る」視点も
「最近、歩くときに少しふらついている気がする」「夜中にトイレへ行くのが心配……」。 大切なご家族の足元の不安は、離れて暮らすご家族にとっても大きな心配事ですよね。
実は、環境や道具を少し整えるだけで、転倒のリスクを減らしたり、万が一のときの怪我を軽くしたりすることができます。今回は施設職員の視点から、「これがあると安心!」という転倒予防の心強い味方をご紹介します。
2. 毎日履くものだからこそ「靴下」を見直す
- 滑り止め付き靴下 フローリングや施設の床は、普通の靴下だと滑りやすいもの。裏に滑り止めがついているだけで、踏ん張りがきくようになります。特に、認知症の影響などで靴を履くのを忘れて歩き出してしまった際、滑り止め付きの靴下を履いていれば安心感が違います。
- 【職員の本音】転倒予防靴下(アップ歩行靴下) 最近は、履くだけでつま先が自然に上がる構造の靴下もあります。加齢とともに増える「何もないところでのつまずき」は、つま先が下がってしまうのが主な原因。少しお値段は張りますが、実用的なプレゼントとして非常に喜ばれる一品です。
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3. もしもに備える「クッションパンツ(プロテクターパンツ)」
- どんなもの? 転倒した際に最も骨折しやすい「大腿骨(太ももの付け根)」を保護するクッションが入ったパンツです。
- おすすめしたい方 立ち上がりや歩行時にふらつきがある方、骨密度の低下が気になる方。
- 【職員の本音】 正直なところ、以前はデザインが微妙なものも多かったのですが(笑)、最近はスッキリしたものも増えています。「歳をとって寒がりになった」という入居者様も多いので、「お腹が温かくて、転んでも安心なズボン下だよ」と添えてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。転倒を100%防ぐのは難しいからこそ、「怪我を最小限にする」備えも、長く元気に過ごしていただくための大切な秘訣です。
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4. 意外と見落としがちな「靴」のメンテナンス
- 「施設にいるから靴は傷まない」は要注意 外出の機会が減ると買い替え時を逃しがちですが、靴底のゴムが硬化して滑りやすくなっていたり、型崩れで足を支えられなくなっていたりすることも。
- 選び方のコツ 最近は、手を使わず履けるタイプや、華やかな刺繍入りなどデザインも豊富です。面会時にこっそり靴の裏をチェックして、すり減っていたら新調のサイン。歩行状態に合う靴を、ぜひ施設職員と一緒に選んでみませんか?
- ちなみに私がよく見るのはこんなタイプです↓
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5. 夜の安心をつくる「足元ライト・人感センサー」
- 夜中のトイレも安全に 夜は真っ暗にして寝る習慣がある方にとって、夜間の移動は危険がいっぱいです。
- 【職員の本音】 最近の人気は、ベッドの下に貼る「テープ式のLEDライト」です。床を間接照明のように優しく照らすので、眩しすぎて目が冴えることもなく、転倒予防と安眠を両立できる優れたアイテムですよ。
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6. まとめ:大切なのは「安心」という贈りもの
今回ご紹介したグッズは、その方の自由な暮らしを支える「お守り」のような存在です。道具を揃えるだけでなく、私たち施設職員と「最近の歩行の様子はどうですか?」と情報共有をしながら、その方にぴったりの対策を一緒に考えていけたら嬉しいです。
「転ばないでね」という言葉と一緒に、安全な毎日をプレゼントしてみませんか?



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