1. 忙しそうな職員を見ると、つい遠慮してしまう
介護施設の人手不足は、皆さまも日々感じておられると思います。 ご家族様が職員に声をかけようとした瞬間にナースコールが鳴ったり、職員が何かを運んでいたり…。 「忙しそうだから言いづらいな」と遠慮してしまうお気持ちは、とてもよく分かります。
職員としては、いつも余裕のある姿でいたいのですが、現場ではどうしても慌ただしく見えてしまうことがあります。(これは私のスキル不足もあるかもしれません…)
でも、ご家族様が“言いたいけれど言えなかったこと”を伝えていただくことで、ご本人様の生活の質がぐっと上がることがあるのです。
2. 【本音】職員は“具体的なこだわり”を教えてもらえると嬉しい
施設職員は、ご入居前の生活すべてを知っているわけではありません。 「散歩が好き」という情報はあっても、 「散歩のときはいつもこの帽子を被っていた」 という細かなこだわりまでは分からないことが多いのです。
施設に入っても、その人らしさは大切にしたい。 むしろ、小さなこだわりほど、その方らしさを支える大事なヒントになります。
「この歌が好きで、聴くと落ち着くんです」 「食事は小さめの一口が食べやすいんです」
こうした情報は、職員にとって本当にありがたいものです。
3. 【理由】なぜ“お願い”や“こだわり”がケアに役立つのか
ご家族様からの情報は、“わがまま”ではなく、ケアの質を上げる宝物です。
散歩が好きな方が、いつもの帽子を被って外に出る。 それだけで気分が少し明るくなったり、会話が弾んだりします。 帽子ひとつにも、その方の歴史や習慣がつまっています。
「こんなこと頼んでいいのかな…」と遠慮する前に、ぜひ教えてください。 情報があるほど、ご本人様の安心や快適さにつながります。
4. 【わがまま?要望?】その違いをやさしく解説
- わがまま:他の利用者様の安全や公平性を損なう要求
- 要望:ご本人様の生活をより良くするための情報・希望
ほとんどの“お願い”は要望であり、ケアに必要な大切な情報です。 「こんなこと言っていいのかな…」と思うような小さなことほど、実はとても重要だったりします。
5. 【具体的に伝えるコツ】
「この帽子がお気に入りなので、お出かけのときに身につけてもらえますか」 「コーラが好きなので、おやつのときに出してもらえますか」
写真や実物を見せながら伝えると、よりスムーズです。 職員に直接言いづらいときは、
- 後日お電話で伝える
- 相談窓口に話す
- 職員からの連絡の際にそっと伝える
など、無理のない方法で大丈夫です。
6. 【まとめ】施設を“上手に活用する”という視点
遠慮せずに伝えることは、ご本人様の生活を守る大切な行動です。 職員は、ご入居者様のこだわりや好きなものを「知りたい」「教えてほしい」と思っています。
ご家族様の小さなお願いが、ご本人様のより良い生活につながります。 施設に入ってからも、その人らしい暮らしが続くよう、これからも一緒に支えていけたら嬉しいです。
施設への伝え方はこちらの記事もご参考になれば幸いです♪



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